2016年07月08日

祝 世界遺産認定! 関 輝夫さん

♡関 輝夫さん
【奥様が作られた手当てセット・「川竹さんだったら、なんていうかしら」】



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 関 輝夫さん
 2011年肺腺ガン、
 その後手術を受けるも、
 3年後の2014年に再発。
 その後ガン患研に入会して、
 実践を続け、〈治ったさん〉に。

 
柳澤 関さんは、再発してから、手当てに励まれたそうですね。
 冷えがひどくて、3年前から体温が35、6℃ぐらいだったので、まずそれを一番先に解消しようと思ったんです。で、朝、ウォーキングから帰ってきたら、全身生姜罨法、午後は手足温浴や半身浴というように重点的にやりました。
柳澤 それで、奥様の手作り手当てセットですね。
 全身生姜罨法は、自分で生姜をすって袋に入れ、冷凍庫で固めて一回やるごとにとりだすようにしました。そのための袋を家内に頼んで作ってもらったんです。それから、全身生姜罨法用のタオルセットは、11枚です。でも、ももやひざにもあてたかったので、これも、家内に作ってもらいました。タオルを2枚使うと固くてつかいにくい、1枚だとすぐ冷えてしまうとか、いろいろたいへんでした。
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柳澤 黄色とピンクですてきです。
 9カ月間、ずーっとやったおかげで、私の体温は今、36、5℃になりました。(拍手)
柳澤 すご〜い! 陰で支えてくださった奥様の祈りが込められていますね。
 関さんには、世界遺産がもう一つあるんですよね。
 私、調子の良い人間ですので、ちょっと調子が良いと元気になっちゃうんです(笑)。セミナーで、仕事を辞めなさいと言われて、辞めて、3カ月家にいたら調子が良くなりました。良くなったとたんに、前に頼まれていた講演に、「よくなったんなら来てくれないか」と言われましてね。う〜ん、2時間ぐらいのわずかな時間だから、どうだろうかな思っていたんです。すると家内が「川竹さんだったら、なんて言うかしら」…(会場笑い)。
 そう言われて、あっと思って、やばい。「調子に乗るな、まだ早い」ってたぶん言われるだろうなって…(笑)。
小林 なんとしてでも治ってほしいという奥様の気持ちですね。
柳澤 奥様の一言が、油断から関さんを守ったんですね。
(拍手)
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 『いのちの田圃(たんぼ)』174号より


posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 06:28| 治すガンバリ世界遺産

2016年05月13日

祝 世界遺産認定! 久能礼子さん

♡久能礼子さん
【足の湯焼け・ご主人の全身生姜罨法】


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 久能礼子さん
1994年 左腎臓ガン摘出手術。
14年後の2008年右腎臓に再発。
膵臓にも転移する。
再発をきっかけにガン患研に入会し、
自助努力を積み重ね、腎臓の再発ガン
が消滅。



小林 久能さんはある日、身体の異変に気づかれたそうですね。
久能 いつものように半身浴をしようと思ってなにげなく下を見たんですね。そしたら、足首からつま先までうっすらと黒くなっているのが見えたんです。
「なんだべえ」と思って(笑)。
小林・柳澤 なんだべえ、なんだべえ(笑)。
久能 思い当たることは一つしかなかったんです…、毎日やっている足湯…。
小林・柳澤 足湯?!
久能 ええ、足湯だと思いました。一日2回、朝と昼の食事どき、それぞれ1時間ぐらいかかるから、その時間がもったいないと思って始めたんです。
小林 それで、足が…。 
久能 まさに湯焼けだと思いました。
小林 どれどれ、写真を拝見すると…足の半分から上が、白くて、下が茶色くなっていますね。普通、靴下はいていて、逆なのはありますよね、靴下のところが白くて、はいてないところが日焼けして茶色くなって。久能さんは逆なんですね!
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柳澤 すごー!
小林 ここまでなるのは、いったいどのくらい?
久能 そうですね、4年以上はやっていますね。
小林 4年!
柳澤 しかも、一日2回!
小林 半端じゃないですね! まさに治すガンバリ世界遺産です!
(拍手)
小林 久能さんには世界遺産がもう一つありますね。
久能 夫のことなんですけど、ガン患研に入会して、夫と二人、『治る力』のDVDを見たんです。それで、とにかく何か手当てを始めようと、二人で決めたんですけど、「全身生姜罨法は、おれがやってやるよ」と夫が…。
柳澤 すごい!
久能 やり始めて一年ぐらい、定時に退社して、ほぼ毎日やってくれました。
小林・柳澤 ええー、一年! 毎日! 会社から帰ってきてから!
小林 久能さんのご主人、そんなに優しいんですか! 
 なんかこう、愛情が伝わってきますよね!
(拍手)
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『いのちの田圃(たんぼ)』173号より
posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 18:38| 治すガンバリ世界遺産

祝 世界遺産認定! 佐藤賢太郎さん

♡佐藤賢太郎さん
【『いのちの田圃』を広め、利他に邁進】
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 佐藤賢太郎さん
 2010年10月、前立腺ガンU期。
 待っている時間はない、手術する以外に
 選択の余地はないと言われる。
 『ガン・治る法則12か条』に出会い、
 ガン患研に入会。
 『いのちの田圃』を片手に凡事徹底し、
 2012年3月見事自助(自然)退縮。



小林 佐藤さんは現役の彫刻家。自助(自然)退縮されただけではなく、新しい作品が作れるようになったとおっしゃいます。
『いのちの田圃』を広める活動をされているそうですが…。
佐藤 私は一年に何回か講演しますけれど、そこで必ず『いのちの田圃』を紹介して、こうやれば治るということを話しています。2014年は5回ぐらい講演していますが、「人生を輝かす」というテーマでやってました。その中で健康であればこそできると、健康のもとというのは、こういうことだと『いのちの田圃』を紹介しています。
 多くの方が、やっぱり自分のいのちが大切だ、ガンが治ったということはすごいことだと思って聞いてくださる。このように『いのちの田圃』を通して、ガン患研を広めたいなと思っております。
小林 素晴らしいですよね。ご自身の体験が載っている、163号を購入されているんですが、どのくらいだと思いますか?
 ジャン(笑)、なんと200冊購入されて、みなさんに広めておられます。
柳澤 素晴らしいです。
小林 そうして『いのちの田圃』を広め、利他に邁進されています。
(拍手)
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    『いのちの田圃(たんぼ)』163号

『いのちの田圃(たんぼ)』173号より
posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 18:01| 治すガンバリ世界遺産

祝 世界遺産認定! 小池上護さん

♡小池上護さん
【医者毒語を蹴散らす】


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 小池上護さん
 2005年7月 胃ガン初期の告知を受ける。
 胃ガン手術では全国名医54人の一番に出てくる
 医者が主治医。
 しかし日取りも決まっていた手術を断り、玄米菜食や
 手当てを徹底。
 2014年9月見事〈治ったさん〉に。



小林 小池上さんは、初期の胃ガンが見つかったとき、一通り検査を受けたのですが、その先々で「おめでとうございます」と握手を求められました。困惑して「でも先生、ガンですよ」と言うと、「ばか者。こんな初期に見つかってありがたいと思え」と言われたそうです。
 担当の外科医からは「胃の2/3を切ってお終い」とあっという間の説明。そして「今日は患者さんが混んでいるんだよね〜。質問がなければ次の患者さんに代わってもらっていいかな」…。その言葉に大きな違和感を持たれます。そして……。
ではこの続きをご本人から語っていただきましょう。
小池上 高いところから失礼します(笑)。ご紹介いただいた通りです。実は、もともとの主治医は内科の先生。私は以前、医療機械メーカーに20年在籍していました。で、そのときから、その先生には非常にお世話になっていて、ガンが見つかったとき、「うちの病院、ナンバーワンだから、手術してもらうように話しといたから」と言ってくださったんです。手術を受ける覚悟を決め、先ほど小林さんにお話しいただいた、外科医の先生に手術の説明を受けました。
 その先生もよく知ってたんです。ですから、今から思えば、「知ってるだろ、忙しい医者の世界」と、そんな軽い気持ちでおっしゃったのだと思うのですけど、私も患者なんですよね。なのに、その先生は患者の気持ちというのに、残念ながら気づいてなかった…。
 とにかく忙しいってことは分かっていました。けれども説明もろくにしないで「次の患者さん、待っているんだけど、代わってもらっていいかな」と言われて、「あ、こんな先生に私の人生かけられないな」と思いました。
 手術のだんどりを決めて翌週にもう一度面会がありまして、その日までに「切らないぞ」という覚悟を決めたんですね。
小林 手術を断ったんですね…。
小池上 ところが、切らないぞ!といったって、怖いですよね〜。初期とはいえ、ほっといたら進むわけです。新潟には爪もみなんかをやってらっしゃる先生の病院があり、そこに行きました。ところが、先生は体調を崩してらして、もし予約をとるんだったら、2年後になりますと。
小林・柳澤 ええっー。
小池上 そこでもう、覚悟を決めました。自分で治すしかないと。
 翌週に外科の先生に「私は切りません」と正直に言いました。すると、なんと返ってきた言葉が「3カ月や4カ月ほっといたって、ガンは大きくならないからいいよ」。
小林・柳澤 ええっー。
小池上 それから、私は、あのラジウム温泉で有名な玉川温泉に引きこもりました。そこで、あるお坊さまの指導を受けて、玄米菜食など徹底的にガンを治す努力をしたんです。しかし、なかなかうまくいかないし、そうは言っても気持ちがゆらぐんですよね。
小林 そりゃそうですよね。だって普通は早く切っておしまいにした方がいいって、思いますよね。
柳澤 そうですよねっ、一般の人は、ねっ。
(会場笑)
小池上 その通り(笑)。
 そのとき、巡り合ったのがガン患研。頼れるのはここしかないと思いました。
小林 早速入会し、新潟支部の立ち上げに協力。支部長もされたそうですね。
小池上 支部では、時にくじけそうな心を励まされ、加速度的に体調が回復しました。他のところでガンと言っても、話を聞いてくれない、上っ面だけです。だけど支部例会では、みんな悩みを抱えてる人ばかり。傾聴しますから、だんだんほんとのことが言えるようになる。諸先輩方、治った先輩の方々がいらして、落ち込んだり、嬉しい気持ちであったりを、聞いてもらえるんですね。
 自分にこもっちゃっていて、あの人には聞かれなくないとか思ってると、だんだん身体が固まっちゃう…。それだとガンを治すために、自分自身で努力しようという気持ちにならないです。みなさんも、エネルギー溢れる支部に参加し、一生懸命になって自分自身を励ましてもらいたいなと思います。
(小池上さんが実践している笑い体操を披露。参加者と一体になって笑いの渦)
小林…医者毒語を蹴散らし、見事治すパワーに変えた、素晴らしい世界遺産です!
(拍手)
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 小池上さんが実践している笑い体操








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『いのちの田圃(たんぼ)』173号より
posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 17:44| 治すガンバリ世界遺産

2016年03月31日

祝 世界遺産認定! 泉 建治さん

♡泉 建治さん
【「十万人に一人」の計算】


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 泉 建治さん
 猛烈営業マンだった泉さんは、
 2002年4月、膀胱ガンX期。
 その後大腸にも転移。
 手術をしないと半年の命と言われる。
 人工膀胱、人工肛門になる手術を断り、
 懸命な自助努力を開始し、約1年後に
 見事に自助(自然)退縮。



柳澤 泉さんは、〈治ったさん〉になられてから、数々の新しいことに挑戦され、今は、念願だった添乗員のお仕事を満喫されています。さて、泉さんと言うと、石段の手の形が有名。それぐらい腕立て伏せをしたことが伝説になっているほど。なぜ、そこまで腕立て伏せをするようになったのでしょう。まず、『幸せはガンがくれた』との出会いからお話しください。
 私の入院中に妻が図書館で見つけてきました。何回も読んだのですが、とりわけ25ページの2行に感銘を受けて、それだけを考えて自分の心を変えていきました。
柳澤 たった2行ですよね。
 2行しか読まなかったわけじゃないんですよ。(会場笑)
小林 いっぱい読んでる(笑)。
 「ときとして自然に治ってしまうんですね。そのころは十万人か二十万人に1人と言われていた……」
 この十万人に一人とはどういう数字なんだろうといろいろ考えました。まず、一人ということはゼロじゃない。可能性があるということですよね。それから、十万人といってもほとんどの人が手術をしています。
 入院していた大学病院では、私と同じ膀胱ガンで、手術を断って退院した人がいるという噂を聞いたことがある。そうすると、手術をしないのは1名かな。いや、3名ほどいても勝ち目がある。なぜなら、その3人のなかで、自分のように、治そうとして玄米菜食や勉強している人がいないだろう。私なら、その1人になれる。つまり、十万人に1人になれる…。
柳澤 すごい! そのように計算されたのですね。
 そう考えついて、退院しようと思ったんですが、悩みましたね。妻には手術をして人工膀胱になったら、半年しか持たないよと言われました。選択肢は2つだけ。手術するか、しないか…。そんなとき手術が偶然2回延びて、これは手術するなということ、これしかないと思いました。
 じゃどうやって断るか、手術まで後2週間のとき、考えに考えに考えて、答を出しました。
柳澤 どうされたんですか。
 手術の説明の日、まずは先生の話を40分ぐらい聞きました。はいはいはいと聞いて、「ところで先生、今日退院したいんですけど」って切り出しました。
「えっ、何言うんですか、手術をしないと半年持たないですよ」と言う先生に「自分としては覚悟ができています。余命の半年を、身体に傷をつけないで迎えたいと思いますので」。それ以上先生は何も言われなかった。時間が長引くといろいろ説得されるかもしれないので、さっさと終わり、すぐに家に帰りました。
(拍手)
 次の日起きた時は、夢なのか現実なのかしばらく分からなかった。家のベッドだと気づいて、ああ、昨日言ったことは夢じゃなかったんだと思いましたね。
小林・柳澤 すごい! 勇気のいる決断です。
 断ったのはいいけど、それじゃ、なにをしたらいいか分からない。ちょうど半年後に岡山で長女が結婚式をあげることになっていて、車椅子ででも行けるかなと思っていたんですけど、そうだ、歩いていくためには体力をつけなくちゃって。
柳澤 それで、腕立て伏せ?
 そうです。朝5時に起きてウォーキングと腕立て伏せ、1万5000回。
柳澤 ほんとにすごいです。
 体力がついてきたら、考え方も変わってきました。『幸せはガンがくれた』をお守りにすれば、なにがあっても大丈夫だと。
小林 これがその『幸せはガンがくれた』ですね。図書館のシールが貼ってありますね。
 図書館には、なくしたからと言って、新しいのを買って返したんですよ。
柳澤 なあるほど! 
 どんな偶然も、何でも自分が治る、自分が生きるぞって方に引き寄せた、「十万人に1人」の計算は、まさに世界遺産です!
(拍手)
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『いのちの田圃(たんぼ)』172号より 


posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 17:21| 治すガンバリ世界遺産