2022年06月25日

「手術したら、もう大丈夫?」

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  〈治ったさん〉座談会

 絶対生きる!
 自分に向き合い、自助療法を
 やり抜き通して掴んだ幸せ! 


  …その3

  〜zoomを使ったオンライン座談会です〜


…6人の〈治ったさん〉たちに突然つきつけられたガンの診断。
そして治療が始まる…。
 命を守るために、それぞれがとった行動は?

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手術したら、
もう大丈夫?
それとも?
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近藤さん:告知の2週間後の8月には手術できるというので、その間も仕事は続け、夏休みと有給休暇をとって手術にのぞみました。「必ず再発しますよ」と言われたけれど、あきらめがつかなくて、情報収集を始め、インターネットで徹底的に調べていきました。

太田さん: 近藤さんがネットで徹底的に調べたというのをうかがいましたが、私は一切調べなかったんです。なんにも調べないで手術することに決めていった。なんか、あまりにも無知で人の言うまま…。あとでもっと慎重になれよって、すごく反省しました。
 ただ、ガンになる数カ月前に、〈治ったさん〉の奥様にめぐりあっていて、そのおかげでガン患研に入会。手術のあとの治療は一切受けていません。

牛尾さん: 近藤さんと同じように、私も徹底的にいろんな文献とか、ネットサーフィンで探していたところ、私の住む街の近くでガン患研の列島縦断講演会があることを知って参加。ガンを治された方がどんどん登壇されて、その姿をみて、入会しました。
そのときは数カ月後に手術が控えていたんですけど、摘出手術だけ受け、あとの治療は一切しないと決めて、自助療法を続けました。

近藤さん: 牛尾さんが言われたと同じ講演会が、私の住む仙台でもあって、座っていたら、声をかけてくれたのが、〈治ったさん〉の泉建治さんでした。「あなたは治りますよ」と言ってくださって、あっ、自分も治るんだって、非常に嬉しくて。治る希望をいただいた瞬間でした。
泉さんや、そのあと仙台支部でお会いした佐々木英雄さんは、ほんとにこの人ガンになった人なの? と思うぐらい血色がよかったので、それでよけい、私も治るって思えたんです。

中島さん: 私がガンになる前に家内の父親が前立腺ガンを患っていて、家内は食事や自然療法をかなり勉強していました。だけど、その勉強したことを父親にやってあげることなく、父親も、自分がガンであることを知らずに亡くなった。家内はそれを後悔していて、自分が勉強してきたことをやってみないかと私に勧めてくれたんです。病院には、延命治療しかないと言われていましたので、家内の勧め通り、生活習慣の改善と心の改善に取り組みました。

平山さん: 職場の健診でガンが分かったんですが、私もすぐに手術をお願いしました。幸い手術と同じころにガン患研を知ったので、手術後の抗ガン剤治療などは全部お断りして、ガン患研のやり方をいろいろ教えてもらいました。
市川さん: 私は病院で治してもらうということしか頭になく、温存手術と放射線30回、ホルモン剤を1年やって、副作用で両膝に疼痛が出てきました。そうなって初めて、ガン患研に出会い、自分でなんとかしなければという考え方に変わったんです。それから薬を断(た)って、いろんな自助療法を始めました。治るための勉強も一生懸命やりましたね。 

  (つづく)
posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 10:09| 座談会シリーズ