ちょっと報告が遅くなりましたが、去る3月10日〜11日、ガン患研ならではの画期的な実習会が開かれました。全く新しい視点から〈食箋〉を掘り下げ、開発された実習会です。
〈食箋〉とは、体の辛い症状を緩和させるために口にする食べ物のこと。栄養補給するための食事とは全く違うものです。ガン患研のテキスト、書籍&DVD『治る力』資料編に紹介されていて、以前から会員の皆さんから実習会開催が熱望されていました。
『治る力』には、ビワ葉温灸や全身生姜罨法など、日本に昔から伝わった民間療法を、ガン患者さん向けにさらに効果があるように開発された「手当て」が紹介されています。いずれも、とっても大事な自助療法です。
それに加えて、〈食箋〉は身近にある食材を組み合わせて食べることによって、体を温めたたり、むくみや痛みを和らげる、いわば食べる手当てなんですね。
疲れてぐったりしているときに、梅干しを食べたら、不思議と元気が出たとか、風邪をひいて熱があるとき、おばあちゃんに教えてもらって大根おろしを食べたら良くなったとか、そんな経験ありませんか?
近年、食べ物に含まれる酵素の働きが注目されるようになったということですが、そういう食べ物の力を最大限に使って、体の治る力を引き出そうという〈食箋〉。
初めての実習会とあって、好奇心がむくむく…。2日間に渡って取材させていただきました。
そのレポートは、『いのちの田圃』4月号に掲載。4月号はまもなく発行されます!
2019年04月11日
食箋実習会
posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 16:57| Comment(0)
| ├編集部より
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