2016年07月30日

祝 世界遺産認定! 栗本 眞紀子さん

♡栗本眞紀子さん
【90日ノート6冊、540日】



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 栗本眞紀子さん
 2009年年7月 腹膜ガンV期C
 腹膜に雑草のようにガンができている
 と言われ、手術不能。抗ガン剤治療。
 『いのちの田圃の会』の考えに衝撃を
 受け半身浴などやれることを即実行し、
 同年12月ガンが消える。
 実践を続けて2013年〈治ったさん〉に。


小林 栗本さんは、たくさんの〈治す世界遺産〉をお持ちですが、そのなかで90日ノートについてお話ください。
栗本 私は、自分がガンになった心のクセを変えなくちゃいけない、と強く思ったんです。それを90日ノートを使って挑戦しました。
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小林 書くことで心と身体が一体になる。自分の正体を90日ノートで見極めたかったとおっしゃっていますね。
栗本 私はとにかく根性がひんまがっていたんですよ。
小林 えー、そんなー!
栗本 自助(自然)退縮された方が、すごくかっこよくて、うらやましかったんです。ところが、みなさんがやられたすごい努力は、やりたくない…。(会場笑)
そういう人生観だったんです。これがガンを作ったのだってことが、セミナーやマインドマップとかでだんだん分かってきました。もう、これを変えるしかない。で、まずは『90日ノート』のルール通り書いていきました。
 でも、根性ひん曲がっているし、マイナス志向。それをプラス志向にしるんですから、苦労しました。だから、一冊目はうんうん、うなって書きました。けれど、やっていると面白くなってくるんですね。
小林 一冊、一冊テーマを持って書かれていますね。2冊目は『身体の声を聴く』ってテーマで、「ありがとう」を138回書かれたとか。
栗本 私はガンが見つかったとき手術も出来ないし、非常に危険な状態だったんです。あとになって、身体がなんてすごく頑張ってくれたんだろうって、感動したんです。身体にたいするお礼です。
小林 3冊目は『列島縦断講演会のパンフレットの配布で学んだこと』だとか。
栗本 きっかけは、がんセンターの待合室。みなさんじーっと前を見て、一言もしゃべらず、じっと待ってらっしゃる。その姿を見て、自分だけこんなに元気でいいのかなって…。なんとかこの人たちにパンフレットを渡したいって思って、そのことについて書きました。
小林 すごいですね。そして、4冊目は『掃除による、心の整理』。
栗本 過去の、どうしてこんなことをするんだろう、やらなかったらよかったのに、ってことを、イヤだけど思い出して整理していったんです。過去を思い出すと、落ち込みますよね。そういうとき、掃除をするんです。ガラス窓一枚でもきれいにすると、それ以上落ち込まないってことを発見しました。今でも落ち込むと掃除します。一挙両得です。
小林 なあるほど! とっても素晴らしい。そして、5冊目は『合本を学ぶこと…ウェラー・ザン・ウェル患者学の世界観、宇宙観を学ぶ』。宇宙観ですか!
栗本 患者学そのものが、生きていると思うんです。半身浴をしながら合本を毎日読んでいると、いろいろ読み方が変わってきます。代表の書かれた言葉の行間から、気持ちが伝わってくる瞬間があるんですよ。
小林 6冊目は『心と身体の成果』。
栗本 成果を書いていると、記録として残るでしょ。そうすると、それが、もうひとりの私って感じに人格化するんだとつくづく思います。何か発見したり、何か楽しいことがあったら、すぐ誰かに話したいでしょ。でも、そんなに自分のことをいつも聞いてくれる人はいません。それでノートに書くんです。ノートは、なくてはならない私の腹心の友なんです。
小林 本当に素晴らしいです! ありがとうございました。
(会場拍手)
 
 『いのちの田圃(たんぼ)』175号より
posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 07:27| 治すガンバリ世界遺産