2015年11月22日

〜鎌田進副代表と笑顔輝く〈治ったさん〉たち〜 その8

座談会
ひたすら学んだ! 実践した! そして、つかんだ新しい人生!
〜鎌田進副代表と笑顔輝く〈治ったさん〉たち〜 その8


♪来たバスに乗りまくり!

鎌田 小林さんは、徹底実践会員の特典をフル活用していますね。
小林 ほんとにフルです。実践例会の書き込み、私が第一号なんですよ。
鎌田 ああ、そうでしたか!
小林 再手術を断ってまず取り組んだのはマインドマップ。3日以内にやること、一カ月以内にやることを毎日書き、それをクリアしていくために90日ノートを書いていきました。コツコツ実践していたら、ご褒美として〈あさひさん〉に認定されました。それで私、すごく有頂天になって、インターネットの治るサロンのグッド&ニューに一カ月間、毎日投稿しようって決めたんです。〈あさひさん〉になったんだから、責任感みたいなものを感じて発信しなきゃって思ったんですね。
鎌田 そして、毎日投稿を続けたわけですよね。あとに続いている投稿している人が何人もいますね。
小林 そうですよね。私は毎日ネタ探しがたいへんで一カ月が精一杯でした。けど、ネタを探すには自分に向き合わなくちゃいけない。じっくりその時間がとれて、考えるクセが一カ月の間に身につきました。それが、次の実践に結びついていったので、とても役立ったと思います。ほんとにちっちゃいことから自分と向き合って一つ一つこなして…。次は何をしようと思っているうちに、さっきお話した実践例会が始まって、さっそく投稿。でも毎月成果を見つけなきゃいけないのは本当にたいへんでした。
鎌田 実践例会というのは、インターネット上の「治るサロン」の投稿サイト。入門合宿セミナーと、心の免疫セミナーを受講した徹底実践会員さんだけが投稿できます。毎月の気づきと成果を書き込み、それを川竹代表が丁寧にときには手厳しくアドバイスしてくれる。それを〈治ったさん〉バッヂをもらうまでやったんですね。
近藤 投稿し続けたというのは、すごい自己開示ですね。すごいなあ。
小林 やらなきゃっと自分で決めてやり続けました。厳しいけど、本当によかった。
鎌田 そして、昨年の、学会シンポジウムの「綴り方」発表にまでつながっていきましたね。
小林 2年連続でのシンポジウムの研究発表は、自分のレベル以上のことをしなければいけなかったので、たいへんでした。けどあきらめずにやってよかった。躊躇しているとすっと行っちゃうんで、来たバスに走って飛び乗って…。必死に挑戦してきてこんなに早く結果が出せてほんとによかった。
 でも、思わぬ失敗というか、すごい恥ずかしいこともあったんです。私、手当てでは、全身生姜罨法とビワ葉温灸を、365日、毎日欠かさずやり続けたんですよ。
鎌田 なかなか続けられないことですね。自然(自助)退縮を果すまで続けたのですか。
小林 実際には285日目で自助退縮しました。でも、〈治ったさん〉たちって、泉建治さんの腕立て伏せのように、何かしら代名詞がありますでしょ。小林紘一さんが全身生姜罨法を420日。だったら、もう一回、421回でもいいからその記録を塗り替えようって。
鎌田 ははあーん、そういうことですか(笑)。
小林 たまたま交流セミナーがあって、私はすごいことやってるって思いで得意げに発表したんですよ。そしたら、代表にめちゃくちゃ怒られて、ポカンとして(笑)。
竹内 意気揚々と臨んだのにね(笑)。
小林 そうなんです、どや顔だったのに、一刀両断。するどい指摘を受けました。そこで初めて私のやろうとしていることはモノコト主義かもしれないって気づいて恥ずかしくなりました。連続記録は一年の365日。あとは体調次第でやることにしました。つくづく自分よがりじゃだめだなって思います。交流セミナーのおかげで軌道修正できて、新たな気づきももらうことができたんです。
鎌田 加藤さんも、小林さんも、病院の治療を断って、まさに背水の陣を布いて、素晴らしい実践を積み重ねられた。自分で治すという決断が出来る人は少ない。そして、そのあとしっかり実践するというのもなかなか出来ないことです。病院の治療を断ったら、それだけで治ると思っている人もいて、実はそれが一番怖い。玄米食べて、朝散歩するぐらいで、それだけで治るのは難しい…。もっともっと勉強してほしいと切に思います。
 (2015年6月、横浜市内にて収録)
『いのちの田圃(たんぼ)』175号、177号より

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posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 17:18| 座談会シリーズ