「責任を取る」…この言葉は、ガンの患者学研究所の重要なキーワードです。
『ガンは、何かの悪い偶然でできたものではない。他ならぬ、あなた自
身の間違った生活習慣が作った。
だから、自分が作ったガンは、自分で治す……』(川竹文夫著『すべては、あなたが治るため』より
この言葉の意味をしっかり学べば、ガンを治せるチャンスが大きく広がります。たくさんの〈治ったさん〉たちの体験が教えてくれています。
以下はNPO法人ガンの患者学研究所代表川竹文夫著『すべては、あなたが治るため』からの抜粋です。

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[ガンは生活習慣病]
では、責任を取るとは、一体、どういうことか?
〈生活習慣病〉という言葉があります。糖尿病、痛風、リュウマチ、高脂血症、心筋梗塞、脳梗塞など、以前は、〈成人病〉と呼ばれていた病気のことです。
しかし成人病と呼んでいては、患者さんは「歳のせいだから仕方ない」と、投げやりになりがちです。
そこで、日野原重明さん(百歳を超えた今も現役の高名な医者)が、長年国に働きかけた結果、〈生活習慣病〉と呼び変えることになったのです。
そのおかげで、次の二つのことが、ハッキリとなりました。
一、病気を作った原因は、患者自身の間違った生活習慣にある。
二、病気を治すために最も重要なことは、間違った生活習慣を改める、患者自身の努力である。
そして私は、ガンは、この生活習慣病の典型であると考えています(国立がんセンターもこのことを認めています)。
[ガンは、自分で治せる]
ガンは、何かの悪い偶然でできたものではない。他ならぬ、あなた自
身の間違った生活習慣が作った。
だから、自分が作ったガンは、自分で治す……これが、〈責任を取る〉ということなのです。
あなたを責めるのでは決してありません。〈責任を取る〉ことで、あなたの治るチャンスがぐっと広がる……理論から経験から、そう確信するからこそ、言うのです。
ただ医者任せにして、手術や放射線や、抗ガン剤だけで治そうとしては駄目。と言っても、もちろん病院に行くなとか、医者にかかるななどと無茶を言うつもりはありません。生活習慣を改めない限り、どんな最新の治療法も新薬も、本当の役にはたたない…そう言いたいのです。
かけがえのない自分の身体、たった一つの自分の命に対して、責任を取ろう。治すためには、自分でできる努力を惜しむな……そうすれば、たとえどんなに末期でも大丈夫、きっと、自分で治せるのです。