阿部カツ子さんの〈ガンバリ世界遺産〉
【テーマ毎に『いのちの田圃』・宣言を唱える】


阿部カツ子さん
2003年10月 甲状腺ガンV期b
術後一年でガン患研と出会い
「ガンは治る」の言葉に希望を持つ。
それまでの生活習慣を改め、
自助療法に取り組み、
身体は必ず答えてくれることを実感、
見事〈治ったさん〉に。
柳澤 ガン患研に出会われて10年、今でも足湯をしながらいのちの田圃を1時間かけて読まれているようですが、具体的にどのような学びと実践を積まれたのですか。
阿部 私は、手術後1年間はガンについての暗いイメージしかなかったんです。でも、『いのちの田圃』に書かれていることを実践すれば、必ず治るんだと確信して即実行しました。ガンについての正しい知識が全くなかったので、合本を取り寄せ、創刊号から最新号まで何回も何回も繰り返し読んでいました。そのうち、連載が2〜3回飛ぶことがあるんですね。
小林・柳澤 ありますね。
阿部 そうすると前の記事を忘れているから何回か前の号を取り出して確認してから読まなきゃいけないんですね。何回も読むのに不便だなって思って、『いのちの田圃』をコピーしてテーマごとにまとめ出したんです。

テーマごとの『いのちの田圃(たんぼ)』68冊
柳澤 そうしてまとめて製本したのがなんと、68冊! ここまでとてもできないです。(拍手)
阿部さんは、もう一つずっと続けてらっしゃることがおありだとか。
阿部 毎朝ウェラー・ザン・ウェル宣言を唱えながら歩いています。
柳澤 どうして始めたのですか。
阿部 私が始めて『いのちの田圃』の46号を手にしたときこの宣言の言葉が強く飛び込んできたんです。この〈治る〉という言葉を毎日毎日自分の心に届ければ、心の中にしつこくこびりついている〈治らない〉という言葉を〈治る〉に書き変えられると思ったんです。
でも、そんなに甘くはなかった。1カ月や2カ月で変わるものじゃなく、まわりに不幸があればすぐに心がゆらぎました。それで朝だけでなくちょっとした時間があれば宣言を唱え続けて、2年。ようやく〈治る〉に置き換えられたという確信ができました。ノートに記していたので数えてみたら、1万回唱えていました。
小林 スゴい、2年で1万回ですか!
阿部 もうやらなくていいんじゃない、とよく言われますが、今も続けています。
柳澤 それから8年ですからもう2万回でしょうか。ホントにスゴいです。世界遺産に認定させていただきます! おめでとうございます!
(拍手)
『いのちの田圃(たんぼ)』171号より