<宣言>
ガンは治る。あらゆる病も治る。それがいのちの本質だからだ。
Weller Than Well(ウェラー・ザン・ウェル)
美しいこの言葉は、病や挫折の向こうにこそ、真の健康と幸福が待っているという。
今は受け入れがたい運命も、大きな恵みだったと言える日が、必ず来ることを教えている。
どんなに酷烈な困難や絶望からも、人は育っていくことができるのだ。
私たちは、この絶対の真理を、どこまでも真っすぐに見つめていきたい。
この宣言は、会報誌『いのちの田圃』の巻頭言よりまだ巻頭、目次の上に毎月載っているガン患研の礎です。
毎日、この巻頭言を唱えながら、朝の散歩を続けておられるのが阿部カツ子さん。
初めて手にした『いのちの田圃」46号、阿部さんに、この宣言が強く飛び込んできたそうです。
「この<治る>という言葉を毎日毎日自分の心に届ければ、心の中にしつこくこびりついている<治らない>という言葉を<治る>に書き換えられると思ったからです。
でも、そんなに甘くはなかった。1ヶ月や2ヶ月で変わるものじゃなく、まわりに不幸があればすぐに心がゆらぎました。それで朝だけでなくちょっとした時間があれば宣言を唱え続けて、2年。ようやく<治る>に置き換えられたという確信ができました。ノートに記していたので、数えてみたら、1万回唱えていました。」
「もうやらなくていいんじゃない、とよく言われますが、今も続けています」と平然と言われる阿部さんです。あれから8年。もう、2万回でしょうか![いのちの田圃171号から]
2015年04月06日
<治らない>を<治る>に変える
posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 18:00| 自分で治す