2017年01月18日

真っ白な世界


 1月16日は、大雪の朝となりました。冬場に数回訪れる真っ白な世界に浸っています。
 雪景色を撮ってきました。
 朝見た時より雪の高さが沈んでしまっていました。
 我が家の柘植の木が、雪の帽子をかぶっています。
 なかなか可愛らしいですよね。

yukigesiki1.jpg









 次の写真は、私の散歩コースの中のひとつから撮ってみました。
 畑に残っている野菜、白菜なのかブロッコリーなのか…。
 すっぽりと雪に埋もれています。どちらにしても甘さを増して
 美味しくなりそうです。

yukigesiki2.jpg










 私の地区はいわゆる豪雪地帯ではないので、今回の積雪での雪かきも
 さほど大変ではありませんでした。とは言っても雪かきをするのは夫なのですが(*_*;

れいこさん
 1994年左腎臓ガン手術。14年後の2008年右腎臓に再発。膵臓にも転移がみつかる。ガン患研に出会い、福島支部の仲間に励まされながら、自助療法に取組む。2014年検査の結果、腎臓ガンが消滅していたのが分かる。身体に残るガンがすべてなくなって、念願の〈治ったさん〉になるために、奮闘中! 福島県在住。


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posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 07:08| グッド&ニュー

2017年01月15日

自分で治す手はじめに 食事を改める@


ガンを契機に、真に価値ある人生を創造する…ウェラー・ザン・ウェル患者学の確率を目指す大型連載
ウェラー・ザン・ ウェルへの道 第5回

自分で治す手はじめに      
     −−−食事を改める @


川竹 文夫(NPO法人ガンの患者学研究所代表)


〜『いのちの田圃(たんぼ)』5号より〜


 抗ガン剤を拒否した友人に、主治医は言ったそうだ。
 「抗ガン剤で、半年の余命が、一年に延びた人がいるんですよ」
 「ふざけんじゃないよ」と、その友人は、激しい憤りを感じたという。当然である。
 友人が目指しているのは、そして患者の誰もが真に望んでいるのは、言うまでもなく、完全治癒だ。
 わずか半年、 先生のお力で長く生きさせていただこう などと思っているわけでは、断じてない。
 ガンになる以前にも増して、心身共に健康で幸せな人生を、この先、二十年も三十年も、笑顔で満喫しようとしているのである。
 それも、ただぼんやりと望むのではない。当然に実現可能なこととして、なのだ。
 にもかかわらず、たかだか半年の延命を誇らしげに語るとは! そうとでも言えば、友人が抗ガン剤に同意する可能性があるなどと、一瞬にせよ考えるとは! しかも、次のような捨てぜりふまで吐いたという。 
 「私の受け持った患者の中で、代替療法で治った人は一人もいません」 この医者は、もしかすると、無邪気で愛すべき人物なのかもしれない・・・これほどの無知と傲慢と恥知らずを、こんなにあからさまに見せることが出来るのだから・・・。

 さてしかし、こんな医者を育ててしまったのは、私たち患者にも責任がある。
 誤った生活習慣がもとでガンになったにもかかわらず、自らは何ひとつ改めようとせず、すべてを医者任せにしてこなかっただろうか。
 かつての私がそうであったように
 「先生だけが頼りです」と、運命も命も預けてしまっていないだろうか。拝むから威張る。それだけのことなのだ。
 とすれば、なすべきことは一つ。医者任せを改め、医者を利用しながら、『自分で治す』のだという決意と知恵を身につけることである。
 今号ではまず、そのためのステップを三つ、紹介する。

ステップ1 ガンの本質を知る

 ガン細胞の固まりが、検査で発見されるくらいの大きさ(0、5o以上)になった時、人は突然、ガン患者と呼ばれる。そのため、ガン細胞そのものが、ガンという病気の本体だと思い勝ちだ。
 しかしそれは、大きな間違いである。ガンという病気の本質は、『ガンを育てやすい体質』そのものにあり、ガン細胞は、その体質を反映して出来る、影にしか過ぎないのである(『ガンの本質図』参照)。

ガンの本質図.jpg







 どういうことか・・・。
 人の身体には、毎日例外なく、数個のガン細胞が新たに生まれている。しかし、免疫細胞が全身をパトロールし、見付け次第に駆逐しているため、一定以上にその数は増えない。多くの人が健康なのは、そのおかげである。
 ところが、なんらかの理由から免疫機能が衰えた時、ガン細胞は増殖を開始、やがては健康を損ねるまでに育ってしまう。
 では何故、免疫機能は低下したのか・・・ライフスタイル、食事、心の乱れが続いたためである。
 私は、そのような乱れの結果として出来上がった体質を『ガンを育てやすい体質』と名付けた。
 この体質こそが、ガンという病気の本質であり、正体なのだ。
 手術や抗ガン剤によって、せっかくガン細胞を取り除いても、再発してしまうことがあるのは、この、『ガンを育てやすい体質』が温存されているからに他ならない。
 そして、体質に最も直接的な変化を及ぼすものこそ、食事である。
 食事療法によって、ガンが完全治癒に至るのは、『ガンを育てやすい体質』が、根本から改善されたからである。
 食事は、単なるエネルギー源ではない。かつての私が誤解していたように、車にとってのガソリンのようなものでは、決してない。
 食事が身体を作り、体質を作り、命を育む。
 食べることは、生きること。いかに食べるか、それは即、いかに生きるかにつながっている。

ステップ2 肉信仰の誤りを知る

 ではどんな食事が、『ガンを育てやすい体質』の改善に役立つのか。ずばり、肉食中心から、玄米菜食への一大転換である。
 ところがその時、最初の障害となるのが、根強いアメリカ型食事への信仰。栄養といえば肉、スタミナといえば肉、という迷信だろう。だが肉には三つの大きな害がある。

@高カロリーの害
◆肉にたっぷり含まれている脂肪は、炭水化物の九倍ものカロリーがある。肉食は、どうしても高カロリーに結びつきやすい。が、低カロリー食の方が長寿になることは、種々の動物実験で有名。
◆低カロリーの状態では、限られたカロリーをガン細胞と正常細胞が奪い合う。その場合、勝つのは、正常細胞だという研究がある。
 理由の一つは、ガンの血管が正常細胞のそれに比べて、細くうねうねとまがっていて、いわば、田舎道を輸送するようなものだから。
◆高カロリーの点滴をすると、ガンが増殖しやすくなってしまうことは、よく知られている。つまり、高カロリーは、ガンに餌をやっているようなものなのだ。

A動物タンパクの害
◆肉や牛乳に含まれる動物タンパクが身体に役立つためには、肝臓で、脱アミノ作用という複雑な処理をしなければならない。このため肝臓は疲労。またこの時、尿素や尿酸(痛風の原因になる)という有害物質が出来る。これを腎臓が排泄しなければいけないので、腎臓も疲労してしまう。
◆『肝腎要』という言葉があるように、肝臓と腎臓は最も重要な臓器の一つ。疲労すれば、当然、免疫は下がる。現にガンがある人や再発のリスクを抱えている人にとっては、明らかにマイナス。
 ちなみに、大豆などの植物タンパクは、脱アミノ作用がいらない。
◆過剰な動物タンパクは、腸内で腐敗し(おならや便が臭いのはその印)、インドール、硫化水素、メタンガス、アンモニア、ヒスタミン、ニトロソアミンなどの毒素を作り出す。これらが大腸ガンを始め、さまざまなガンの原因になる。

B高脂肪の害
◆肉に脂肪はつきものだが、牛・豚・鶏などの体温は、人間よりも3度前後は高い。動物の血液中ではサラサラとしている脂肪も、人間の体内では凝固して、血液がベタベタと粘り、赤血球や白血球、リンパ球などが互いにくっついたダンゴ状態になってしまう。
◆となると、渋滞の道路と同じく、血液の流れが悪くなる。ことに、全身に張り巡らされた五十一億本もの毛細血管は、直径が0,005o以下しかない。当然、あちこちで渋滞を起こす。
◆その毛細血管を通って、全身をパトロールし、ガン細胞を見つけ次第に殺してしまうNK細胞は、最も頼りになる白血球の一種。が、渋滞では、働きようがない。
◆酸素を運ぶ赤血球が毛細血管を通れなければ、身体は酸素不足にならざるを得ない。酸素不足は、ガンの原因の一つ。
◆肉(つまり脂肪)を食べた後の白目の部分を顕微鏡で観察すると、赤血球やリンパ球などがベタベタくっつきあっている様子が見える。そして、この状態は、二十四時間も続くという(『胃腸は語る』弘文堂)。肉好きの人なら、二十四時間以内にまた食べるだろうから、その人の血液は、常にべたついていることになる。
◆栄養といえば肉、スタミナとくれば肉と考えがち。が、これこそ最大の迷信。肉食こそ、最も危険な『ガン育成食』なのである。

ステップ3 アメリカの変化を知る

 アメリカは、穀物と野菜を中心とした伝統的な日本食を模範に、着々とガン死を減らしている。
 一方、肉と牛乳の、古いアメリカ型食事を今だに理想としている日本では、ガン死は増え続けるばかり。何たる皮肉であることか!

◆一九七七年、アメリカで発表された『マクガバンレポート』は、穀物と野菜を中心とした伝統的な日本食を、人間の理想食として推奨。特に未精白の穀物(玄米・玄麦など)の摂取を増やすことを提唱した。
◆一九九〇年、アメリカの国立ガン研究所は、ガン死を減らすことに役立つ野菜や香辛料約四十種類を『デザイナーフーズ』として発表。ニンニク、大豆、ニンジン、玄米、海藻、きのこなど、おなじみの野菜を軒並み上位にランクした。
◆一日に五皿の野菜を食べようという「ファイブ・ア・デイ」運動を推進した結果、野菜の消費量は二十%増加、それにともなって、ガン死亡率の低下が続いている。
◆アメリカではすでに、牛乳や乳製品の反省期に入り、小児科医の多くは、低脂肪のスキムミルでさえ、コップ一杯以上は飲まない方がいいと考えているという。

 一九九〇年、私はガンになった。 
 「ガンの原因なんか分からない」 
 その頃はまだ、そう言って恥じない医者が多かった。
 が、その彼らも今では、「原因の三十〜三十五%は、食事にある」と認めるまでになってきた。
 しかも最近、国立ガンセンター名誉総長の末舛恵一氏は、ある講演会で次のように述べている。
 「抗ガン剤や放射線は、副作用や免疫力低下が難点、食事改善を含めた、他の選択肢を考えるべきだ」
 時代は、確実に変化している。
 患者には抗ガン剤を使用する医者が、自らガンになれば、まったく使わない例を、私は複数知っている。 同じように、「玄米でガンが治るなら、医者は要らない」と豪語している医者たちが、こぞって玄米を食べる日も近いかもしれない。
 事実、複数の現役の医者が、素人であるこの私のもとに、「玄米菜食で治したい」と言って、相談にきたことがある。
 あくまでも、こっそりとではあるけれど・・・。


posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 07:46| 月刊『いのちの田圃(たんぼ)』

2017年01月08日

「治る理由を積み上げる」


ウェラー・ザン・ ウェルへの道 第4回
治る理由を積み上げる
川竹 文夫(NPO法人ガンの患者学研究所代表)

〜『いのちの田圃(たんぼ)』4号より〜


T 治療の側面から

 最近、世界的に著名なある医者が、次のように言っていると聞いた。
 「結局、治る患者と治らない患者がいるだけだ」
 つまり、ある人は治り、ある人は何故治らないのか、その理由が分からないというのである。
 「深い言葉ですよね」
 この話を私に教えてくれた人は、しきりに感心するばかり。実は彼も医者なのだ。
 だが、私は実に腹立たしかった。 理由が分からないなどと言われれば、患者は何をどうすればいいのだろう。何を信じて、どの道を歩めばいいというのか。治る理由、治らない理由がはっきりしていてこそ、少なくともそう思えればこそ、患者は頑張ることが出来るのではないか。軌道修正も、初めて可能になる。
 一度は悲嘆にくれ、あきらめに傾きつつも、「よし、それならばもう一度やり直してみよう」と自らに言い聞かせ、希望の歩みを再開することが出来るのだ。
 だから私はあえて、〈治らない理由〉 をここに書く。逆を行なえば、それはそのまま、治る理由を積み上げることになるからだ。

理由@ 治ったと思う錯覚

再発防止のモデル図.jpg










『再発予防のモデル図』を見てほしい。実線は免疫機能を、そして破線は、ガン細胞が増えていく様子を表している。
 ガン細胞は誰にでも例外なく、毎日何個かは必ず出来ているが、免疫機能が正常に働いていれば、健康を損ねる程には決して増えない。生まれたガン細胞を見付け次第に滅ぼしてしまうからだ。
 ところが、誤った生活習慣によって、免疫機能が実線 のように衰えた場合、それにつれてガン細胞は破線@のように増殖してくる。そして五〜十oの大きさになれば(×1印)検査によって発見される。
 そして大抵はまず、三大療法による治療が開始される。
 その結果、ガンは、破線Aのように再び小さくなり、あるいは限りなくゼロに近付く。そして一応の治療は終わり、やがて退院となる。
 だが、本当の治療は実はここから始まると考えるべきなのだ。
 何故なら、ここまでの治療は、単にガン細胞の固まりという 結果 を取り除いただけ。 原因 には、何ら手を付けていない(三月号『ガンの原因と結果の図』参照)。応急処置なのだ。と、どうなるか。
 破線Aのように、ガンの固まりはなくなった、が、手術や抗ガン剤などの治療のダメージによって、免疫機能は、実線 のように落ちてしまっている。
 つまり、ガンが再び増殖しやすい状態になっているのだ。そのとき、退院したからといって油断し、元の生活に戻るなら、免疫は実線 のように低迷。それに伴って、やがて再び、ガンは破線Cのように増殖し、いつしか×2にまで達してしまう。それが再発である。
 では再発防止のために西洋医学の医師たちは何をするか。「念のため」という理由で、経口の(飲む)抗ガン剤を処方する。しかし抗ガン剤は、間違いなく免疫機能を低下させる。経口の抗ガン剤は、通常のそれに比べ副作用は少ない。しかし、抗ガン剤である以上必ず、免疫低下は避けられない。少なくとも、免疫が上がることは、ない。
 とすれば、患者のなすべきことは、一つ。『ガンの原因と結果の図』の海面から下を自らの努力によって徹底的に改め、手術や抗ガン剤で低下した免疫機能を、実線 のように再び持ち上げてやることだ。さまざまな代替療法を利用するのも、もちろんいい。すると、ガン細胞の数は、破線Cのように、少ないままで保たれ、やがて完全治癒が訪れる。
 病院の治療の終わりこそ、再発予防に向けた本格的な治療を始めるとき。根本治療のときなのだ。そこを間違っては、治らない理由ばかりを積み上げてしまう。

理由A 「効くという」誤解
  「あなたのガンには、抗ガン剤が効きますよ」
 医師からこう言われれば、治療後は、二十年も三十年も健康に過ごせるものと、誰しも思う。だがこれは、まったくの誤解だ。『抗ガン剤認可の基準図』を見てほしい。抗ガン剤を薬として認可する際の国の基準は、驚くなかれ、『有効率二十%』なのだ。つまり、効くのは十人中、わずかに二人。残りの八人は、初めから効かないと分かっているのに、苦しい副作用を味わわされていることになる。
 さらに問題なのは、「有効」の中身である。仮に直径二pのガンがあった場合、それが半分の一pに縮んだ状態が、わずかに四週間続けば、その治療は「有効」と判断されるというのである。
 苦しい治療に耐え、幸運な二十%に入ったとしても、こんな程度。我々患者がイメージする世界とは、およそかけ離れているのだ。
 この事実を知った上で、抗ガン剤治療を受けている人は、きわめて少ない。
抗ガン剤認可の基準.jpg











U 心構えの側面から

 「これ以上何をすればいいのか、分かりません」
 一週間前の月曜日、こんなメールがあった。眠れない夜を耐えたのだろう、送信は早朝三時すぎである。 再発と手術を三回繰り返し、ようやく三大療法一辺倒に見切りをつけた人らしい。
 「行くたびに、落ち込むことしか言ってくれない。しかも、パソコンの画面を見るだけで、私の顔など一度も見ない」
 そんな大学病院にようやく別れをつげ、今は、健康食品を主体にした代替療法のクリニックに通いながら、枇杷葉の温灸などのさまざまな自然療法を併用、食事も玄米菜食に改めている。
 ところが病状は、徐々に悪化さえしていると嘆くのである。
 「新しい道に切り替えたのに、この先何をしろと言うのでしょうか」
 だが私は、いつもの言葉を繰り返さずにはいられない。
 治るには、理由がある。治らないにも、それなりの理由がある 
 経過が思わしくない人に対して、この言葉は、いささか厳しすぎるかもしれない。しかし、治ってもらいたい一心で、あえて以下に書く。

理由B 勉強不足
◆玄米菜食を始めたのはいいが、その種の料理本を一冊も読まず、聞きかじりの知識だけですましている。もちろん料理教室も行かないから、献立も限られている。
 こんな人に限って、玄米はまずい、私には合わないなどと言う。論外と言う他ない。
◆メールの人もそうだったが、セミナーにも一〜二度しか来ない。分かっていない人ほど、一度で分かった気になるものだ。先輩の体験談も聞ける絶好の場であるのに・・・。繰り返し参加する人の多くは、確実に良くなってきている。

理由C 依存から抜け出せない
◆病院や治療は、治すための決定的な要素ではない。私は、三大療法一辺倒ではなく、代替療法をすすめてはいるが、これとて、もちろんすべてを解決してくれるわけではない。 『ガンの原因と結果の図』にある三つの原因に完全に対応できるのは、患者本人しかいないのだ。
◆治療は、あくまでも補助。完全治癒を目指して坂道を上るあなたの、背中を押してくれたり、重い荷物を一つ持ってくれたり・・・そういう存在にすぎないのである。

理由D 言い訳が多い
◆良くなった人と自分とを比較し、自分の条件の悪いところばかりを探して、行動しない人がいる。
 例えば・・・あの人は私より若い。私ほど進んでいなかった。家庭環境に恵まれている。経済的にも余裕がある。独身なので自分のことだけ考えていられる(その人がたった一人で頑張らねばならなかったことに気づいていない)。いい病院に巡り合った(その人も大変な苦労の末だったことなど想像もしない)。

理由E 取り組みが甘い
◆「良さそうな病院はどこも皆、遠くて行けない」などと言う。
 だが、良くなる人は関西から東京へ、北海道から四国へ、どこにでも行く。奥さんのためにご主人が会社を辞め、病院近くにアパートを借りてパートで頑張っている例もある。近くに理想的な病院があることはまれだ、ぐらいに思った方がいい。
◆手当てのやり方が不十分。
 メールの人もそうだったが、枇杷葉の温灸をやっているといっても、一日一時間程度。これでは足りない。これに賭けるなら、徹底的に五時間でも六時間でもやる迫力がほしい。やりすぎると疲れる? そうかもしれない。ならば、疲れたら寝る、起きてまたやる。家族が三交替でやり続け、末期ガンを治した人もいる。この迫力があればこそだ。
◆覚悟が足りない。
 玄米菜食を始めたばかりなのに、肉は月に何回くらいならいいだろうとか、たまには甘いものもいいのではないか、などと言う。我慢はストレスになるのでかえって悪いのでは、などとも。やり過ぎを心配する前に、まず徹底してやってみることだ。

理由F 一点主義
◆ガンは生活全般、心と体の全体に関わるいくつもの原因が絡み合って出来たもの。治すためには多くの原因に対応した、さまざまな治療や手当て、養生が必要になる。
 ガン治療に百%はない。どこまで治る確率をあげられるかが勝負。健康食品だけ、玄米だけ、心の転換だけ、病院の治療だけという一点主義では、成功の確率は落ちる。
◆「これさえ飲んでいれば、他に何もしなくていい」などという健康食品の業者には要注意。中には、それだけで治った人も事実いるだろう。しかし、『一点』にすがるのは得策ではない。 

理由G ご都合主義
 せっかく本やセミナーで勉強しても、自分の都合のいいことしか取り入れない人がいる。例えば、心のことには関心があるが、食事は無視する。逆に食事には熱中するが、心や生活態度を振り返ろうとしない人など。こんなご都合主義では、うまくいく確率は落ちる。健康食品を飲む一方、酒や煙草を止めないのは、その悪しき典型。

理由H 取り引きをする
◆「効くという保証、治るという保証があるならやってみたい」と言う人がいる。そんな保証は神様にしか出来ない。乱暴に聞こえるかもしれないが、結局のところ、やってみなければ分からないのだ。それに賭ける迫力もなく、やってみもしないで、取り引きが先行するような腰の引けた態度では、何をやっても効果は落ちるだろう。

理由I 優先順位の誤り
◆いのちの瀬戸際にいるのに、まだ仕事や金や世間体にこだわっている人がいる。すべて捨てろなどと偉そうなことは言えないが、優先順位ははっきりさせること。長い人生のうち、この半年、この一年は、何が最も大切か、しっかり心に確かめること。あれもこれもはありえない。

理由J 人と比べる
◆うまくいっている人と我が身を比べ、焦って自信をなくする人がいる。だが、言うまでもなく、人間は一人一人違う。比較をするなら、過去の自分とだ。半年前より体調がいい。一ヵ月前より痛みがやわらいだ。その実感がすべて。

理由K 賭ける気持ちがない
◆健康食品や代替療法の病院と付き合うには、二つの要点がある。選ぶときには勉強を重ねて慎重に。選び取ったら、しばらくはそれを信じて賭ける気持ちが大切。いつまでも、右往左往するのはいけない。

理由L 特別な治療法に期待する
◆自然治癒の人や末期から生還した人たちは、決して特別な治療をしたわけではない。『ガンの原因と結果の図』の海面から下を、コツコツと地道に改めただけ。つまり、やったことはごく普通。普通のことを、普通より少し、徹底しただけ。
 出来ることを根気よく、日々毎日、営々と、だ。



 「治らない理由は、あなたにある」 こう書くことには、ためらいもあった。必ず、気色ばむ人がいるだろうからである。
 しかしもし、あなたが本当に治りたいのなら、そして、戦い続ける意志さえあるのなら、「理由などない」と突き放されるより、よほど前向きになれるはずだと信じている。
 やるだけのこと、やるべきことを、今こそ徹底的にやり抜こう。
 何をやるか よりも どの程度 
 どんな気持ちで やるのか、その方がもっと大事なことなのだ。それが出来たという確信さえあれば、結果はきっと、ついてくる。
 治るか治らないかを心配するより、治すのに十分なことをしているかどうかを、問い直そう。
 そしてもし不足に気付くことがあるなら、すぐ様、行動に移るのだ。 治ると信じ、治してみせると決意を新たに・・・。

 ガンは治る。再発転移はもちろん、医師から見放された末期ガンも、やはり治る。
 この私の信念が事実であることを、今度は、他ならぬあなたが証明してほしい。



posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 22:01| 月刊『いのちの田圃(たんぼ)』