2019年12月01日

〈治ったさん〉が勢ぞろい! 列島縦断講演会in横浜 


報告が遅くなりましたが、去る11月16日、列島縦断講演会in横浜が開催されました。
満席の会場で、新〈治ったさん〉が誕生! そして、〈治ったさん〉たちがずらっと並び、明るい笑顔で励ましてくださいました。
〈治ったさん〉たちは、「ガン患研のイベントで、たくさんの〈治ったさん〉に出会ったおかげで今があります。今度は私が励ます番。こうして講演会に参加することで、少しでも患者さんをはげましたい」と駆けつけてくださったのです。

横浜列島縦断講演会のために、街頭配布を繰り返してくださった、横浜支部のみなさま、チラシ配布に協力してくださった、お店や団体の方々、ありがとうございました!!

次は、2020年2月29日(土)名古屋講演会!
詳細ははガン患研ホームページ https://naotta.net/lecture-event/ をご覧ください。

posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 15:07| お知らせ

〈手当て〉。その尊厳に至る道 その2

  ※この記事は『いのちの田圃』16号(2002年 4月号)に掲載したものです。

尊厳に至る道 …手当ての実力
川竹 文夫(ガンの患者学研究所代表)

(その1では、「T 貢献度を高める」を紹介しました。今回はその続きです)



U 副作用がない


 「副作用くらいなんだ、死ぬよりはいいだろう」
 心ない医師たちの本音は、今もまだ、現代ガン治療の現場に生き残り、自信を喪失した患者は、無力感のなか、それにしたがっている。これこそ、生きる尊厳の否定。
 副作用といえば、抗ガン剤による嘔吐や脱毛を思い浮かべる人が多い。しかし、これらの副作用は、一時的なもの。
 真に恐いのは、本当の副作用、つまり、免疫低下と、その結果として起こる、再発リスクの増大。つまり、治すための治療が、新たなガンを誘発してしまう危険性なのである。
 しかもこの問題は、一九八八年、アメリカ国立ガン研究所(NCI)が、レポート『ガンの病因学』で指摘して以来十数年後の今も、まったく未解決のまま。
 そのことを思うとき、ガン患者にとって、副作用がないことの意味は、はかり知れないくらい大きい。
 そしてもちろん、手当てには、副作用がない。


V 気持ちがいい

 手当てはどれもみな、やさしく体をいたわってくれるものばかり。手当てをしているまさにその時、すでに心からくつろぎ、ぐっすり寝入ってしまうこともしばしばだ。
 だから、最末期でほとんど動けないような人も、安心してさまざまな手当てを試み、最後まで、希望をつなぎ続けることができる。
 そしてあるとき・・・鍵穴に鍵が合うように、その人にぴったりの手当てが実現すれば、その瞬間から、末期ガンも完全治癒へと方向転換することも十分に可能なのである。
 「物凄く苦しんでまで、治りたいとは思わない」
 こんな声を未だに聞くことがある。しかしこの苦痛こそ、三大療法で体を痛め続けた末に、もたらされたもの。免疫低下から、さまざまな合併症に苦しむ姿に他ならない。
 手当ては、もちろん、こんな悲しい世界とは、まったく無縁。
 せっかくガンになったのだ、古(いにしえ)の知恵、自然の親切にさまざまな思いと感謝を寄せながら、つんのめるようにして生きてきたこれまでの自分をいたわってやろう。
 そんな心が免疫を一層高め、治癒への道がまた広がってくるに違いない。

W 心と体の声を聞けるようになる

 自分の心と体は今、心地よさに喜んでいるのか、それとも苦しんでいるのか・・・ガン患者の多くは、そんな当たり前のことが、分からない。興味さえ向けなくなっている。
 心が血を流し、体が悲鳴をあげているのに、まったく気付かないという、どうしようもない鈍感さ。それが、心に現われた『失感情症』。体に現われた『失体感症』。ガン患者はその両方を合わせ持っている。
 いや、その二つの〈病い〉が極まったとき、人はガンになるのだ。
 だから、ガンを治すには何よりもまず、この病を治し、体と心の声を聞く能力を取り戻さねばならない。
 手当ては、まさにその目的に、ぴったりと合致する。
 例えば・・・コンニャク湿布。タオルでくるんだコンニャクを肝臓あたりに乗せたとする。
 最初は頼りなく感じられたコンニャクの熱さが、やがて、じわじわと確実に体にしみて広がっていく、その心地よさ。やがて、胃や腸のあちこちが、眠りから覚めたように動き始め、その頃はすでに足の先まで温かい。
 ふと気付く。同じ時間ゆでたコンニャクを、同じ部位に当てたのに、昨日とは皮膚に感じる熱さが違う。 今日はうっかり、体を冷やしてしまったせいか。あるいは、仕事のストレスがたまっているのか・・・自分へのいたわりと、微細な感覚がよみがえってくる。そして。
 「俎板の鯉の気分で、先生にすべてお任せします」
 心と体を、散々ほっぽらかしにしておいて、ガンになったら、今度は他人にそれを預けてしまっていた・・・そんな、どこまでも無責任でおろかな自分にも、手当ては、気付かせてくれるのだ。

X 家族の絆が深まる

 ガンは、家族の病である。家族全体になんらかの〈ひずみ〉があるとき、たまたまその中で最も弱い人間、最もその〈ひずみ〉をまともに受けてしまった人間が、発病する。
 だから、ガンは患者一人のものではなく、とすれば、治療にあたっても、家族全員が心を合わせることが、何よりも必要になってくる。
 家族の歴史が刻まれた我が家というかけがえのない空間で、伴侶や子供たちから手当てを受けるとき、それはそのまま、何よりの癒しとなるだろう。
 たとえ初めはギクシャクしていた家族も、完全治癒という一つの目標を共に目指すとき、新たな絆が生まれてくる。
 だから、手当ては、可能な限り、家族にしてもらおう。一人でもやるという覚悟はもちろん必要だが(できる家族がいるのに)、いつも一人でやろうとするのは、不自然だ。
 家族に関心がないなら、まず最初は、手伝ってほしいという気持ちを素直に伝えることから始めてみてはどうか。思いがけない協力が得られ、それが深い対話の始まりになるかもしれない。
 ともかく、一人のからに閉じこもらないこと。ガンが、あなたにとって幸せへの前ぶれであるなら、それはきっと、家族全員の幸せの前ぶれともなるはずだからである。

(つづく)


posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 14:32| 自分で治す

2019年11月04日

「〈手当て〉。尊厳に至る道」 その1

〈手当て〉とは、身近にある自然の素材を使う民間療法の一つで、古来、連綿として伝えられてきたものです。
ビワの葉の温灸、ビワ葉コンニャク、里芋パスタなど、こんなものでよくなるのか? と思えるものばかりですが、実際やってみるとびっくりするほど素晴らしい効果を発揮します。
痛みがやわらぎ、身体を温め、気持ちよく免疫をあげてくれます。それに副作用がなく、あまりお金がかかりません。免疫が上がるので、再発予防にも役立つのです。
そして何より、ガンを治すために自分でできることがあること! 自分にはなにもできないという無力感から救われ、明日に希望がうまれます。
今回から、N P O法人ガンの患者学研究所代表の川竹文夫が書いた、『〈手当て〉。尊厳に至る道』を数回に渡って掲載します。 


「〈手当て〉。尊厳に至る道」 その1
N P O法人ガンの患者学研究所代表 川竹文夫

 ガンだと告げられた瞬間から、多くの人は、未来と過去が、同時に失われる予感に苦しみ始める。
 夢、計画、希望。地位、身分、業績、家庭。すべてが、音をたてて崩れるような・・・。
 だが、それ以上に苦痛なのは、心の底に巣くう、無力感である。
 自らの命の危機を目のあたりにしながら、自分ではどうすることもできない。昨日まで顔も名前も知らなかった医者という赤の他人に、運命も、人生も、すべてを預けるしか能のない、自分がそこにいるのだ。
 以前の私が、まさに、そうだった。口にこそ出さないが、心はいつも、「先生だけが頼りです」。
 それは、〈生の尊厳〉の、深い傷つきではなかったか。
 けれど、今の私は、ガンは、自分で治せるものだという確信がある。進行の度合いにも、何回目の再発であるかにも、一切関係なくだ。いや、それ以前に、自分を二度とガンにはしないという、自分自身への信頼がある。
 失われた〈生の尊厳〉は、回復されたのだ。
 では、どのようにして・・・?
 玄米菜食との出会い。そして、〈手当て〉を知ったこと。それが、そのすべての始まりだった気がする。
 ライフスタイルを整え、食生活を改め、心の持ち方を変える。ガンの原因を取りのぞきつつ、〈手当て〉で、体質改善の後押しをしてきた。
 そして、今、思う。
 無力感の克服と、〈生の尊厳〉の回復こそ、すべてのガン患者の未来にとって、最も大切なことの一つなのだと。
 今号では、そんな視点から、〈自助療法〉の主要な一つ、手当てについて書く。
(つづく)

※この記事は『いのちの田圃』16号(2002年 4月号)に掲載したものです。


posted by NPO法人 ガンの患者学研究所 ガン患研 at 12:21| 自分で治す